≪当院の精神科作業療法≫
ひとは精神疾患を抱えると日常生活場面において様々な支障が出ます。
意欲や集中力・理解力など認知機能面への低下も現れ「五感」という感性も
鈍くなります。
ひとは「視覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」「聴覚」という五感があり、
例えば、季節や人の心情を表した歌、芸術、茶道、華道などこれらの美的感覚は
私たち日本人が五感に敏感だったことを表しています。
この「五感」が正常に機能していることが、肉体と精神の安定につながるとも
言われています。「五感」は、筋肉などと同様で使わなければ衰えていき、
正常に機能することができなくなります。
当院の精神科作業療法では、早期に社会復帰ができるよう「五感」に働きかける
作業活動を実施しています。