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作業療法

作業療法とは

「生活のしづらさ」を抱える方々に対し、生活に関連した作業(※1)・行為やスポーツ、
音楽、手芸などの活動を通して「より豊かで自分らしい生活」を取り戻していただくための治療です。ひとは精神疾患を抱えると日常生活場面において、意欲やモチベーションそして
自己効力感(※2)が低下してしまいます。
また、集中・理解・判断など認知機能面への低下も現れ「五感」(※3)という感性も
鈍くなることが分かっています。作業療法は入院生活で休養しながらその人に合った
治療目標を定め、作業を用いて健康を促進することを目的にしています。
※1:ADL(ひとが普段行っている移動やトイレ、身だしなみなどの日常生活活動)
   IADL(料理や買い物のように手段的に行っている日常生活活動)などの
   人が営む全般的な行為のことを指します。
※2:自分に対する有能感・信頼感・期待感のことを指します。
   「自分にもできそうだ」という効力感を高めるため病期に応じて「ちょうどよい作業」
   「チャレンジできるような作業」を提供し、回復を実感できるように努めています。
※3:「視覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」「聴覚」は、筋肉などと同様で使わなければ衰えていき、
   正常に機能することができなくなります。当院の作業療法では、早期に社会復帰ができるよう
   「五感に働きかける作業療法」「ひとり一人に合った作業の提供と過程」を大切にしています。

外来作業療法

入院から継続した作業療法が受けたい方、就労などへのステップアップを考えている方、
長時間の利用が困難な方、デイケアの大きな集団に参加するのはまだ自信がない方などを
対象にしています。

杜のホスピタル 作業療法の活動種目紹介

個人活動

絵画、塗り絵、つまみ細工、折り紙細工、ロールピクチャー、アンデルセン手芸、染織、機織り、
ビーズ手芸、革細工、編み物、刺し子、レーザー加工、木工 など

クッキング(料理教室)

管理栄養士の協力のもと、家庭で作れるようなメニューを毎回ミーティングによって決定します。
退院前の練習で個別的に行う場合もあります。

茶道

毎週1回木曜日の午後に実施しています。
季節感のある茶菓子、茶花を準備し本格的な茶席が体験できます。

音楽療法・音楽レク

外部講師を招いて月に2回実施しています。発声練習や合唱、楽器演奏など

リトスグループ (Return To Society (RETOS リトス))

革細工の作品作り(生産的活動)を週1回行い、作業習慣を身に着けます。
また、週1回SSTや心理教育、社会認知トレーニング、WRAP(元気回復行動プラン)などの
グループワークを通し、病気・服薬の理解や生活のスキルを高め、回復を目指すグループです。

リトワグループ(Recovery To Works(RETOW リトワ))

職業訓練として、連携A型事業所の「チーム情熱」で農業の実践を行いながら、
課題達成・体力の有無など就労準備性の向上を目指したグループです。
フォーマルな格好で面接の練習や履歴書の書き方その他、必要な課題をグループ内で練習します。

バスレク

温泉や買い物、外食などの他、季節に合わせた味覚狩りなどを通して社会参加を目的にしています。

アロマージュ

アロマオイルを使用しリラクゼーションを図ります。
好みのアロマを選択してもらい心地良いBGMでリラックス(副交感神経)する効果があります。

その他

散歩、シネマ(200インチの大スクリーン)、カラオケ、華道など日常生活の余暇的、
学習的な活動など。

リトスグループ

リターン・トゥ・ソサエティ(=社会復帰)の頭文字をとって
「RETOS(リトス)」。
(スペルは違いますが「リトス」はギリシャ語で宝石を意味します)
入院中に輝きを取り戻し社会復帰しましょうという目的を持ったグループです。
 
 ・同じ境遇の人たちが集い、生活のし辛さや困難なことを出し合い解決
 ・革細工の制作過程で、お互いに教え合う「社会性」
 ・喫茶活動では、毎回「役割(ホールスタッフ・キッチン・リーダーなど)」を変える
 ・プログラム終了後は必ず反省会を開く
 ・心理教育やSST、社会認知トレーニング
 
 
 
 
 
 
 
※リトスグループを経て退院した方(約125名)の
 1年以内の再入院率は15%です。
 
グラフ:
  H27年4月~H31年5月の4年間で
  当院から退院した認知症を除く1年未満の再入院率

トレーニングジム・歩行浴

エルゴメーターやトレッドミルなど最新の器具を設置しています。
入院時は心身のバランスが崩れていますので「トレーニングジム」での運動を推奨し、
体力面だけではなく認知機能の改善を図ります。
 
歩行浴は深さ70㎝で腰より下の高さになっています。
浮力があるので膝への負担が減りますが、水圧や動作時の抵抗が加わり運動量は地上の2倍の効果があります。水中を歩くという非日常的な動作も加わり使わない筋肉や注意力、判断力を要します。利用者からは「良い汗をかいた」「よく眠れた」「気持ちよくなって悩みも話せた」など好評です。

コンサート

当院の5階にある杜のホールで月2回程開催しています。
プロの演奏家(三味線、トイピアノ、ソプラノ歌手やバイオリン、ハープの演奏、ジャスピアノやトランペット、フルートなど)を招き、入院・外来・家族の方や地域の方々が混じり大好評の文化活動です。

当院の作業療法の特徴

特徴①
個別性を重視して、担当の作業療法士が希望や意見を伺いながら参加する目的を一緒に決めていきます。必要に応じて面接を行い、目標を明確化していきます。
また、多職種とも連携をとりながら対象者の目標を共有しています。
特徴②
病状や入院の目的、退院後の環境などはひとり一人異なります。
個々の目標に添えるよう、病気の回復段階に合わせた作業・活動を数多く用意しています。また退院後の生活に向けて、自宅を想定した訓練や必要時にはデイケアの体験の機会なども設けています。
特徴③
見能林駅の近くに位置しており、ショッピングモールが近くにあります。また、杜のホスピタルは山に囲まれ空気が美味しく散歩に適しています。
北は水質の良い海水浴場があり夏には海の家でゆっくりしたり泳ぐこともあります。
当院の庭は作庭家の古川三盛氏が手掛けた庭で、移り変わる季節を感じることができご近所の方々の散歩コースにもなっています。ですので、『ショッピングモールに出かける』『海水浴場に出かける』『庭に出かける』など出かけることに適した環境にあります。
精神科の病気・診療について、判りやすく解説します。
 四国放送ラジオにて放送中:
第1・2・3土曜日の
15時30分~16時15分。
 
上記のロゴより過去の放送分も聴取することができます。
社会医療法人 のホスピタル
〒774-0017 
徳島県阿南市見能林町築溜1番地1 
TEL.0884-22-0218 
FAX.0884-23-0372
・精神科・心療内科・内科
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