作業療法
○創作活動
絵画、塗り絵、折り紙細工、ロールピクチャー、塗り絵、アンデルセン手芸、染織、機織り、ビーズ手芸、
革細工、編み物、刺し子、レーザー加工、木工など個々に応じた作業選択ができます。
○クッキング(料理教室)
管理栄養士の協力のもと、できるだけ家庭で作れるような簡単ヘルシーメニューを毎回ミーティングによって決定します。
○茶道
毎週水曜日に実施しています。季節感のある茶菓子、茶花を準備し本格的な茶席が体験できます。
○音楽療法(コンサート)
外部講師を招いて月に1回実施しています。発声練習や合唱、楽器演奏等を行っています。
○リトスグループ (社会復帰する→Retaurn To Society (RETOS リトス))
革細工などの作品作りを行い、回復や復帰のために必要な技能や習慣の再学習を目指します。
またSSTや心理教育などのグループワークを通し病気・服薬の理解や生活のスキルを高め、自立した生活を
目指す活動です。
○リトワグループ(Recovery To Works(RETOW リトワ))
職業復帰訓練として、連携A型事業所「チーム情熱」「mogu」において作業訓練を行います。
身体的・精神的な職業の体験と訓練を行うことできます。
○バスレク
温泉や買い物などの他、季節に合わせた味覚狩りなどを楽しめる活動です。
○アロマージュ
アロマとハンドマッサージによりリラクゼーションを図る活動です。
〇運動(トレッドミルなど)
個々に応じた運動負荷・目標心拍数を評価し体力向上、不安抑うつ改善を図ります。
<その他>
散歩、ビデオ、カラオケ、華道など日常生活の余暇的、学習的な活動など幅広い活動を用いて治療を実施しています。
リハビリテーション
≪当院の精神科作業療法≫
ひとは精神疾患を抱えると日常生活場面において様々な支障が出ます。
意欲や集中力・理解力など認知機能面への低下も現れ「五感」という感性も
鈍くなります。
ひとは「視覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」「聴覚」という五感があり、
例えば、季節や人の心情を表した歌、芸術、茶道、華道などこれらの美的感覚は
私たち日本人が五感に敏感だったことを表しています。
この「五感」が正常に機能していることが、肉体と精神の安定につながるとも
言われています。「五感」は、筋肉などと同様で使わなければ衰えていき、
正常に機能することができなくなります。
当院の精神科作業療法では、早期に社会復帰ができるよう「五感」に働きかける
作業活動を実施しています。
作業療法の効果
≪回復のイメージ≫